余薫記

Nothing but this is the part of me.

【日記】読書とタイタニックと英国トラッド ーReading Books, the Titanic, and the British Trad

浮き立つ私の心とは反対に、今日の空は雨模様みたいだ。雨を疎ましく思う人も多いけど、水の音を聞いているとワクワクしてしまう。降り終わった後に虹が出るのも素敵だし、滴る露はガラス玉みたいで綺麗。雨はお家で楽しむのが一番だけど、用事があったものでそうはいかなかった。

 

 

今日の私は図書館でひたすら歩き回っていた。

本棚に並んでいる膨大な書籍の数々。

その背表紙に書かれたタイトルを見て回るのが楽しい。

 

 

当然のことながら、少しでも専門外の分野に行けば、何が書いてあるのか想像できないようなタイトルの本も沢山あるんだよね。でも「自分には見えない素晴らしい世界がまだまだ存在する」と思うと、もっと冒険して世界を深く味わいたくなるんだ。もちろん「経験」だって人を豊かにしてくれるとは思う。でも読書はそれを短時間でお手軽にさせてくれるから好きなんだよね。

 

 

10人分の伝記を読めば、10人分の人生を疑似体験できる。偉人たちが何十年もかけて生み出したものをほんの数日、人によってはほんの数時間で会得することも可能だ。今まで無関係だと思っていたことが頭の中で急に繋がったり、「自分だけの世界」をどんどん構築していける点は、読書における醍醐味のひとつでもある。言うなら、終わりのないゲームを一生かけて楽しむ感じ。

 

 

そんなわけで背表紙チェックの冒険を終えてからは、備えつけられている新聞を読んでいた。現代は民主主義だから一国民として、政治や宗教についても最低限知っておくべきだとは思うけど、ここで個人的な主張を書くつもりはない。いつも通り京都新聞を読んでいると、安倍政権について書かれたあるコラムが目に入った。「政権維持のために景気悪化を恐れ、目先の経済政策ばかりを続けている」と批判しているものだったんだけど、まあその詳細や主張は置いておくとして、このコラムを読んだとき、とあるワードが脳裏を過った。

 

 

タイタニック症候群(Titanic Syndrome)❞

キャメロン監督の映画で一躍有名になった、処女航海にて沈没事故を起こした豪華客船「タイタニック」から由来している。設計上「世界一安全な船」と謳われたこの船は、「不沈船だから事故なんて起こらないだろう」と充分な数の救命ボートは用意されなかった。氷山に関する警告メッセージを6件も受けていたのにも関わらず、最高スピードで進行していた。目の前の問題を無視して能力を過信しすぎると、この沈没事故のような結果をもたらしてしまうかもしれない。不沈船と呼ばれたはずのタイタニック号は、今も海の奥深くに眠っている。

 

参照・参考①:安全運転管理あれこれ記 - 有限会社 シグナル

参照・参考②:タイタニック号沈没事故 - Wikipedia

 

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 画像:Wikipedia

 

My Heart Will Go On (Il mio cuore va)

My Heart Will Go On (Il mio cuore va)

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映画『タイタニック』の主題歌で有名な「My Heart Will Go On」は、IL DIVOがカバーしたイタリア語バージョンのものが好き。オペラとポップを融合させた「ポペラ」と形容しているように、親しみやすいオペラが特徴的なグループ。彼らが歌うスペイン語の「Regresa a Mi」も、哀愁漂う男らしさを感じて素敵な曲だと思う。

 

 

Unbreak My Heart (Regresa a mi)

Unbreak My Heart (Regresa a mi)

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ウルスとセバスチャンが一番最後にささやくように「Regresa a mi....」って歌うんだよね。この部分が最高に好き。

 

 

 

なんか真面目な事ばかり書いてるけど……

最近は先日買ったファッション雑誌ばかり読んでいる(*'ω'*)笑

 

 

 

小学生時代に映画『ハリー・ポッター 』シリーズを観て小説を読んでから、伝統的な英国スタイルにずっと魅了されている私。とりわけ好きなのは映画『イミテーション・ゲーム』『リリーのすべて』『ファンタスティック・ビースト』など1920年代イギリスが舞台の映画に出てきそうな、伝統的かつモダンさが特徴のスタイル。帽子+チェスターコートなどのクラシカルで落ち着いた感じがいい。(ちなみにファンタビの舞台は途中でアメリカに移るよ…笑)

 

 

中々目ぼしい雑誌に巡り合えなかったけど、10月号の『FUDGE(ファッジ)』は英国トラッドなスタイルを特集していたから即買いしてしまった。ちなみにブランド物には興味ないものの、「英国王室御用達」にはすごく弱い。幼い頃「お菓子くれるからって知らない人についていっちゃダメよ~」ってよく注意されたけど、英国王室御用達だったらついていく。たぶん。

参照:【FUDGE.jp】オトナ女子のファッション・カルチャーWebメディア

 

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映画『キングスマン』に出てくる、英国紳士なスタイルのColin Firth(コリン・ファースが素敵。眼鏡とスーツがすごく似合う。彼の持つ堅実かつ知的な雰囲気と、どこか穏やかさを感じさせる話し方が好き。気品あるセクシーさが魅力的な俳優さんだよ。

 

Manners Maketh Man

Manners Maketh Man

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 参照:映画『キングスマン』オフィシャルサイト

 

 

この作品に出てくるイギリスの格言

「Manners Maketh Man.(マナーが人を作る)」は、

特にお気に入りの言葉。

 

 

礼儀作法を含めマナーって、人に対する「思いやりの行為」だと思うんだ。食事のマナーだって同じ。相手に不快感を味わわせることなく気持ちよく食事してもらうために、美しく食べるだけのこと。それなのに作法の善し悪しで他人を判断して、「お里が知れる」なんて言う人は沢山居る。でもね、生まれる場所なんて選べないよ。幼い頃から親にしつけられている人は幸運なだけ。だからマナーの作法ばかりを「ジャッジの道具」にするのは如何なものかと思う。

 

 

名門出身者ばかり揃うキングスマン候補者の中で、

劣悪な家庭環境に居た不良少年が成長していく姿は、

「生まれた場所なんて関係ない」って

勇気づけてくれる映画だった。

 

 

最初にこの台詞(Manners maketh man)を使ったシーンでは、カッコよすぎて身体に電流が走った。スパイ映画だから当然武器が沢山出てくるんだけど、日常生活に紛れててもおかしくないようなお洒落なものばかり。もちろん戦闘シーンも見どころなんだけど、さっきも書いたようにTaron Egertonタロン・エガートン)演じるエグジーの成長も見どころだよ。

 

 

そしてヘミングウェイを引用した台詞もいい。

 

There is nothing noble in being superior to your fellow man; true nobility is being superior to your former self.

参考:Quote by Ernest Hemingway: “There is nothing noble in being superior to you...”

  

「他人より優れていることが気高いのではない。

真の気高さとは、過去の自分を超えることにある。」

 

 

 

Englishman In New York

Englishman In New York

  • スティング
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

「Manners maketh man.」といえばもうひとつ、Stingの代表曲「Englishman in New York」だね。「Be yourself no matter what they say」っていう歌詞に元気づけられる。

 

 

 

北欧紅茶のセーデルブレンドが飲みたい気分(´・ω・`)

 

(ひたすらイギリス推しといてスウェーデン王室御用達かよ)

(でも本当にフルーティーで美味しいんです)

(お母さん、見ていますか。お誕生日これください。)